海底炭鉱の島”貯炭場と鉱員住宅跡”vol.2

廃墟の学校や集合住宅跡から往時の賑やかな声が聞こえてきそうだ

 今年の1月1日、私は通称”軍艦島”と呼ばれる長崎の島に渡った。

この島の正式な名称は端島である。上陸しても島の隅々まで見学する事が出来ない。それは端島鉱山が閉山し、無人島になってから40年の歳月が経過している為、永年の風雨にさらされて、所々に崩落の危険性がある為である。だから現在、僅かに南側のエリアの3ヶ所しか見学エリアが無い!僅かなエリアだが見どころには事欠かない。

上陸後、誰もが初めに見るのは小中学校跡の7階建ての建物だ。崩落の進んだ窓から屈託の無い子供の笑顔を想像した。毎日、命を懸けた鉱員達に守られた笑顔だったろう。

海底炭鉱の島、軍艦島

  1. 軍艦島の全貌vol.1
  2. 貯炭場と鉱員住宅跡vol.2
  3. 採炭関連施設vol.3

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